よくある口臭の原因
人から「口臭いよ！」と言われたら誰でもショックを受けると思います。多くの人が身だしなみにはいろいろ気をつかっているわけですが、ちょっとした油断から口臭は発生してしまうものです。せめて人から言われないようには対処しておきたいものです。
口臭は牛などの動物が特に激しいことが知られていますが、人間の口臭の場合は、それとは質的に異なる場合が多くなっています。
人間の口臭は生活習慣や体内環境によって種類がいろいろ変わってくるのが特徴です。大きくは、生理的口臭と病的口臭に分けられます。
生理的口臭は、各人の健康状態や年齢性別等には関わりなく発生する口の臭いで、基本的には口の中の不快感があるので、病的口臭よりも自覚症状があります。
その発生は生活リズムや習慣、精神状態などに応じたものとなりますが、よくあるのが、ネギ、ニンニクなどの臭いの強い食材やアルコールの摂取によるもので、これは一時的なものです。
もうひとつ現代人で多くなっているのが、睡眠中の口内乾燥です。朝起きた時に口が臭うと思った場合がこれにあたりますが、実際、就寝中は唾液の出る量がかなり少なくなっています。
その他でよくあるのが、疲れがひどかったり体調不良の時、ストレスを強く感じている時、緊張している時、薬の副作用、鼻炎で鼻が詰まっている人の口呼吸、ビタミン剤の過度の摂取、舌苔の堆積などとなっています。